平成23年度・春 ソーセージ作り体験とあすかルビー
奈良特産品30品目の産地を訪ねる交流会。今回は、奈良県の「うだアニマルパーク」でソーセージ作り体験をしたほか、明日香村の農園で「あすかルビー」のイチゴ狩りを楽しみました。県内各地から39人が参加、ソーセージやイチゴの食べ放題(?)にみなさん満足されていました。
ヤマトポークでソーセージ作り!
うだアニマルパークでは、ソーセージ作りに挑戦。豚肉をミンチにした後、手でこねて柔らかくしていきます。この過程でつなぎなどを混ぜ合わせ、次に器具を使って羊の腸の中へ詰めていきます。一通り詰め終わると、ウインナーの長さに合わせて、腸ごとねじって小さなウインナーがつながった形にします。これを桜の木で燻製し、ボイルの作業を繰り返します。2時間あまりかかってやっと手作りウインナーが完成しました。
この間にウインナー作りにも使った「ヤマトポーク」豚の枝肉(皮や内臓を取り除いた肉)の解体作業を実演してもらいました。豚トロや背脂、ハラミなど日ごろ馴染みの部位が実際にどこにあるのかを解説してもらいながら見学しました。実際に大きな骨を外していくのは力仕事で大変な作業だとわかりました。肉のスライスなどは機械を使うけれど、骨を外して部位ごとに切り分けるのは通常、手作業で行われるとのことでした。
ちなみにウインナーに使う部位は足の付け根部分で、筋が多いのでそのまま肉として食べるには向きませんが、ミンチにして筋を潰すことで味の濃い肉になるそうです。
出来上がったソーセージは、ホットドックにしていただきました。みなさん美味しそうに召し上がっていただきました。
デザートはあすかルビー!
午後は明日香村のいちご農園で「あすかルビー」のいちご狩りを楽しみました。驚くほど大きないちごもあり、大きないちごを食べるのか、小さくても熟したものを探す方がいいのか、ちょっと迷ってしまいました。真っ赤に熟したいちごはとても甘くさすがは「あすかルビー」ですね。
いちご園ではお土産にあすかルビー1パックを頂き、持ち帰りました。また、田原本町のJAにこにこ農産物直売所にも立ち寄り、特産品を満喫した一日でした。